後日組み上がった姿を見せて頂きました。
こだわりのキャンディーレッドと状態の良い車両と相まって、
コンクールコンディションなみの車両に仕上がりました。
こう言う車両に関われる事は職人冥利につきますね。
タンクのグラフィックラインをペイントするにあたり、今回は持ち込まれた時点で当時のオリジナル塗装では無かった為、
ご用意頂いた資料等を基に再現する事になりました。
研いで塗って焼いて研いで塗って焼いて研いで塗っ・・・・
そうやって少しずつ完成に近づいていきます。
事前にオーナーさんと打ち合わせを行った、キャンディーレッドカラーです。
また、クリアーの深みを出す為に研ぎを入れた後に再度クリアーコートを施しました。
その後下地塗装を施し乾燥工程へ。
その他のパーツにも下地処理を施します。
タンク全体に軽度のダメージが無数に点在しているので必要な仕事を重ねて行きます。
タンクの怪しそうな箇所をサンディングしてみると、なるほどやっぱり!修復歴が現れます。
車体から取り外され当方へ持ち込まれたパーツ達。既にオリジナルペイントでは無くリペイントされた品となります。
樹脂製品はスチール製品等に比べ塗料の密着が甘くなる傾向があり、こちらも例外ではありません。
日本の二輪名車の中でも、間違い無く上位にランクインするであろうCB750FOUR
。
今回はそんな名車のレストア系ペイントオーダーで御座います。
現状でもぱっと観は十分にキレイな車両ですが、オーナーさんのこだわりを更に追求した仕上がりを目指したいと思います。
【CB750FOUR K0】
大まかな状況を把握した後、サンドブラストにて剥離作業へ。
艶々のテカテカに仕上がりました。
毎度の事ながらキャンディーカラーの美しい発色が写真では表現出来ないのが残念です。。カメラの腕の問題?。
全てのペイントが終了したら、仕上げの磨き作業です。